最終回でした。「本能寺の変」といえば誰
もが知ってる歴史的な事件だけど明智光秀の
謀反の理由は今も謎です。
怨恨説、野望説、朝廷守護説、暴君討伐説
黒幕説、徳川家康黒幕説…などなど…
なんと50以上の説があるそうです。(笑)
「麒麟がくる」では「平らかな世を信長様と
ならきっと築いていける。」と信じていた光秀
だけど天下を目前にサイコパスか?とも思え
る信長様の暴君ぶり…。
「殿ヤバいな…どうしてこうなった?でもこん
な彼を作ったのは道三様と私だと帰蝶様は言う
しな…やはり私が討って終わらせるしかない
か?説」
と私は解釈しました。長い。(笑)
歴史って謎が多くて、はっきりしないとこも
含めて面白い。
そうそう「実は生き延びていた!!」なんて生
存説もたくさんありますよね。
臣秀頼、イエス・キリスト(?)生存説…。
学校では習わなかった歴史上の人物の思考や行
動や選んだ道。あと面白い、いろんな〇〇説。
私は大人になってから日本史が好きになりま
した。
前置きが長くなりましたが今日は歴史が面白く
なる私の好きな本ベスト4を紹介します。
第4位「レッツ・古事記」
パワースポット巡りが流行ったころ歴史好きの
従妹に「神社を巡るなら古事記読んだほうが
面白いよ~。」と言われ買ったものの…。
「神様の行動が意味不明。つまらない。」と
読むことを止めてしまった私。この漫画
のような絵本のような古事記を見つけたら笑い
ながら、さらっと学ぶことができました。
第3位 「絶対に挫折しない日本史」
著者:古市憲寿
辛口コメントが多く、独りよがりが面白く見え
るという印象の古市さんの歴史本って?と興味
本位で読んでみました。固有名詞や細かい年代
は入れないで俯瞰的に、ざっくりと日本史の流
れを語ってます。古代政権をフランチャイズ運
営に例えたりして、確かに「挫折しないように
ね」と配慮されてます。正直、賛否両論あるか
と思います。歴史上の人物が大好きな人は物足
りなさを感じると思います。私は時々、出てく
古市さんらしさが面白いと感じました。
第2位 「阿吽」 著者:おかざき真理
教をもたらした空海。宿命のライバルと言わ
れた2人ですが漫画では2人には共通の世界観
があります。そしてお互いに尊敬し必要な存在
となっていきます。とにかく絵が綺麗、人物も
美しい。「ホントかな?」と思うところもあり
ますが華やかで儚く残酷で繊細な平安時代が描
かれて、お坊さんの話とは思えません。私は
お寺巡りが好きなので、より楽しめるかな…。
と思い読みましたが予想を超える面白さです。
一気読みおすすめです。
第1位「江戸の備忘録」 著者:磯田道史
戦国時代から江戸の古文書にかかれたエピソー
ドを磯田先生が解釈してエッセイ集にしたもの
です。江戸庶民の意外な生活ぶりや戦国武将の
習慣や考え方人間らしい一面が短くまとめられ
て面白い。興味のあるとこから読めます。私は
「家康の庭訓」「秀吉の艶書」「女たちが見た
関ヶ原の戦い」が特に印象に残ってます。磯田
先生の本は何冊か持ってますが、この本はなぜ
か繰り返し読んでます。気軽にサクッと読める
からかな?
どれも読みやすいものばかりでおススメで
す。これからも面白い歴史本があったら紹介
したいと思います。
今度は京都や奈良の寺社を巡るのが更に楽
しくなる本なんかも紹介したいと思います。
かなりマニアックになりますが興味のある方
は是非、また覗いて下さい。
ポチっとされると嬉しいニャー。