マルティナさんの靴下の次は、初心者さんでも
簡単に編めて、誰もが履ける100年の歴史
をもつスパイラルソックスを編んでみました。
ぱっと見は何だか、わかりませんが…。靴下で
すよ。
このソックスはドイツのニット作家、ベルンド
・ケストラーさんがアメリカの軍隊用として作
られたソックスをヒントに考案したもの。
戦時中、簡単なソックスを編んで兵士を応援
しようと女性たちに呼びかけて作られた編み
方。
この靴下は全体が表編みと裏編みを使ったスパ
イラル(らせん)模様になっているので足の大
きい人は短い丈で、足の小さい人は長い丈で履
くことができます。その上、すり切れやすい踵
部分を毎回ずらして履けるため普通の靴下より
長持ちします。
また複雑な構造の踵のふくらみを編む必要がな
く筒状にまっすぐに編めば良いので初心者さん
も簡単に編むことができます。
まずは基本の編み方で編みました。60目を輪
にして筒状に編みますが、やはり私は、よりフ
ィットした方が良いので少し小さくしました。
(54目を輪にして編みました。6目1模様な
ので…。)
使用した毛糸はopal毛糸 気仙沼カラー桜です。
完成したのを1度、洗濯してから仕事のときに
履いてみました。とても柔らかく履いていて気
持ちいい。
これはマルティナさんの靴下でも感じました。
編み方と言うよりopal毛糸だからかな?
ベルンド・ケストラーさんもソックスを編むな
らウール70~75%、ナイロン30~25%
のソックヤーンをすすめています。
理由はウールならではの温かさ、吸湿性、放湿
性があること。ナイロンが入ることで耐久性が
高まり洗濯機でも洗えるからだそうです。
指の部分の窮屈な感じがなく開放されて、いつ
もさらさらしてます。
これも私の大事な靴下となりました。
使用した毛糸、本はこちらです。