あみ物と本でおうち時間

編み物と本が好きな私の日常をお話しします。

老いてから始まる新しい人生?

休日に立ち寄った本屋で見つけ

購入してしまいました。

 

「自分が高齢になるということ」

著者は和田秀樹さん。

 

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私は介護の仕事をしています。

たくさんの利用者さまの介護やご家族の

悩みを聞いてきました。

 

仕事を通じ自分が高齢になったら

「家族に迷惑かけたくないな…。」

「肉体や認知機能が衰えていく自分を

受け入れられるかな…。」

なんて考えることも良くあります。

 

和田先生は高齢者専門の精神科医です。

認知症うつ病を患う高齢者を診て

人間「年を取ると何が起こるのか」を知り

それが先生の生き方や人生観に大きな

影響をあたえてくれたと言っています。

 

85歳を過ぎれば40%の人に認知症

症状が現れるそうです。もっと厳密に

言うとほぼ全員にアルツハイマー認知症

に特有の所見が見つかるそうです。

 

なので、ある年齢になれば誰にでもおこる

病気と捉えて「どうすれば認知症は防げるか」

ではなく「どうすれば幸せな認知症になれるか」

認知症になること前提で書かれています。

 

その時間をどう過ごしたら楽しめるかな…。

と、あれやこれやと妄想が広がり

少し前向きな気持ちになりました。

 
ポチっとしていただけると嬉しいニャー。